経産牛

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赤ちゃんを産んだことがある牛=経産牛

「経産牛(けいさんぎゅう)」って聞いたことがありますか?

文字を見るとなんとなく分かりますよね。

そう、お産を経験したお母さん牛のことなんです。

一般的には、

経産牛は出産回数が多くなるほど価格と味が落ちる。

とされ、廃用牛とかババ牛などと言われることも。

ですから経産牛の肉は肥料やペットフードに加工されることもあります。

経産牛は美味しくない?

繁殖牛農家である藤村牧場の経産牛は、ブランド和牛の生みの親。

しかも、郡上のキレイな水と空気、そして愛情を注ぎ育った牛の肉が、美味しくないわけはありません。

そう、美味しいんです!!

しっかりとした味わい、味の濃い赤身肉。

霜降り肉とは違う。

飽きずにたくさん食べられる。

その美味しさを認めてくださる一流のシェフたちがいらっしゃることも、その裏付けではないでしょうか?

愛情を注いで育てた牛たち、最後まで愛されて欲しい

牧場の牛たちには「名前」を付けています。

常に120頭ほどの牛がいるわけですから、名づけにも苦労しています(笑)

そして名前が付いた1頭、1頭の牛と向き合い、

数回のお産=10年近く毎日顔を合わせ、苦楽を共にして暮らすわけですから、家族同然です。

そんな母牛の最後がどこでどう流通しているか分からないというのは正直悲しいことなんです。

「 最後まで愛されてほしい 」という思いと

様々なご縁とご協力のおかげで、我が家の経産牛を買い戻すことができるようになりました。

 

藤村牧場ではブランド和牛を生むために、血統から健康状態までもしっかり管理に努めています。

また、うちの牧場では、子牛が産まれると数日で母親から離し、ミルクで育てています。

もちろん手間はかかりますが、子牛の健康管理が徹底できると同時に、母牛の体の負担が軽減され、お肉の味にも影響を与えると言われています。

そう、何度も言いますが、藤村の経産牛は美味しいんです。

 

多くの皆さんに召し上がっていただきたい。

とはいうものの、いつでも経産牛が食べられるわけではありません。

役目を終えた経産牛を出荷するのは平均すると月に約1頭弱。

提携しているお店やレストラン、イベントなどでご提供していく予定です。

市場では経産牛の食肉としての評価が低いというのが現状です。

私たちはそんな状況が少しでも変わればと願っています。

藤村牧場の経産牛をぜひ召し上がってみてください。

(※写真のお肉は飛騨牛になります)

藤村牧場の経産牛を食べられるお店

岐阜県岐阜市 熟成肉の炭火焼肉「 焼肉 旬野菜 ファンボギ 」さん

◎沖縄県宜野湾市 イタリアンバール「 IL CUORE(イルクオーレ)」さん

◎石川県金沢市 和食ベースの創作料理「  PLATHOME 」さん

◎京都府京都市 イタリアン 「 やまぐち 」さん

◎岐阜県郡上市 フレンチ「 RAVI 」さん

◎愛知県安城市 イタリアン「 トラットリア223 」さん

◎岐阜県郡上市 鉄板割烹 創作フレンチ「 饗さみ(うさみ)」さん